マーケティング部の完全在宅勤務を紹介してみた。

今回の内容
コロナウイルス感染拡大に伴い進むテレワーク。マーケティング部も会社内でいち早く在宅勤務にシフトし、現在(2020.04.16時点)はマネージャー層も含めて完全在宅勤務を行っています。そこで今回は、在宅勤務にスムーズに移行できた理由をご紹介します。

2年間研究していた「働き方改革」

マーケティング部では、約2年前から「働き方改革」を研究していました。理由としては、東京オリンピックが確定していた。震災等BCP対策が急がれていた。少数精鋭部隊のため、生産性を追い求めざるを得ない環境だった。このあたりがあげられます。
振り返ると、この研究が今生きていると実感しています。

既にデバイスとツールが整っていた

2年間の研究で、そもそも論のデバイスとツールの大切さを実感しました。
例えばノートパソコン。社内ではいち早く部門導入し、初めはどれも同じだという感覚で購入しましたが、業務内容によってはテンキーがあった方が良い、1.5kgって思った以上に重い等々、様々な意見がありアップデートしていきました。
その結果、今回の在宅勤務をスムーズに開始することができました。

導入ツールの一例

電話の壁をクリアできたdialpadとChatwork電話代行

いくつかITツールを導入してきましたが、在宅勤務を行うにあたり一番の壁になったのが「電話」でした。
そこで導入したのが、先に紹介したdialpadとChatwork電話代行です。
この2つのツールにより、電話の壁を越えて完全在宅を行うことができました。

Chatwork電話代行は、自社に代わってオペレーターさんが電話を受けてくれるサービスです。受けた電話をChatworkへ通知してくれることで、メンバー同士で共有することができ、すぐにアクションに移れます。

dialpadは050番号でPCブラウザ、スマホアプリから電話をかけられるサービスです。携帯電話を全員に支給していれば良いのですが、必ずしもそうではありません。dialpadを導入することで、通話料金を負担させずまた個人の電話番号を知らせることもありません。

内線電話について
外線への対策は分かりましたが、内線への対応はどうしていますか?というご質問も多くいただくのですが、残念ながらスマホ内線化等の対応はまだできていないため、社内メールでの在宅移行の告知や声がけといったアナログな対応になっています。

在宅勤務実施へのキーワード①「コミュニケーション」

働き方改革、生産性向上、BCP対策
これら全てを考えるうえで、マーケティング部は「コミュニケーション」が重要ではないかと考えています。そのうえで、オフラインコミュニケーションとオンラインコミュニケーションの両方を大切にしてきました。
具体的には・・・

  • 1on1ミーティングの実施(オフライン)
       定期的に開催。
  • ビジネスチャット上での雑談チャット(オンライン)
       日常での気付きや情報を気軽に共有。
  • 結果承認ではなく行動承認(オフライン&オンライン)
       「どんどんやっていいよ」という雰囲気作り。
  • デバイスや制度は、整えようと思えばすぐにできます。
    ですが、コミュニケーションは答えがなく継続して研究する必要があります。
    マーケティング部ではその点に早くから気付き、試行錯誤できたことがスムーズな移行に繋がったと言えます。

    実際の雑談チャット
    気軽なコミュニケーションを頻繁に行っています。

    行動承認を後押しする「心理的安全性」

    行動承認を浸透させるうえでキーワードにしていることが「心理的安全性」です。
    心理的安全性とは、従業員が安心して、自分の考えを自由に発言したり行動に移したりできる状態を指します。米グーグル社が、「心理的安全性は成功するチームの構築に最も重要なものである」と発表したことで今非常に注目されています。
    マーケティング部では、部としてのカルチャーやビジョン、ミッションを見える化し、共有することで心理的安全性を保つようにしています。
    コミュニケーション部のビジョンとカルチャーを見える化してみた
    参考 心理的安全性出典:BizHint

    在宅勤務開始とともに行っていること

    在宅勤務に移行したと共に行っていることをピックアップいたします。

  • 朝と帰りの挨拶をチャットで行う。
  • 昼休憩に入る時もチャットで一言伝える。
  • 夕礼をWEB会議で行う。(セールスマーケターチーム)
  • 通常オフィスに出勤した際、当たり前のように行う「挨拶」。
    在宅勤務やオンラインになると無くなってしまうケースが多々あるようです。
    マーケティング部では、あえてその当たり前をオンラインで行っています。
    また、セールスマーケティングを行うチームでは、報告はチャットだけでなく、Chatworkのビデオ会議を使い顔を合わせて夕礼という形で行っています。
    文章では伝えにくいニュアンスは、ビデオ会議にすることでしっかりと伝えることができています。

    実際の朝の挨拶チャット

    チャットストレスを軽減するChatwork

    在宅ワークにおいて必須となるコミュニケーションツール。マーケティング部では、会社から提供されていたMicrosoftのTeamsと、追加で導入したChatworkを利用しています。 完全在宅勤務に移行したことで、コミュニケーションの基本がチャットになり、逐一リアクションすることに疲れるシーンもありました。 コミュニケーションの質は落とさず無駄は省きたい。 この無駄を省きたい。という点について、Chatworkは非常に優れています。
    具体的には以下の3点・・・
  • 概要欄によって「あれどこにありましたっけ?」がなくなる。
  • 返信元の内容を一発で確認できるので「これ何に対する返信だっけ?」という無駄な検索がなくなる。
  • タスク管理機能で「誰がいつまでに」を簡単管理。
  • 実際のチャット画面です。赤枠の概要欄にリンクやコメントを固定することができます。
    これにより、オフラインでよくある「あれどこにありましたっけ?」に対して、都度チャットをする必要がなくなりました。

    タスク管理機能も簡単に使えます。他のチャットツールにも搭載されているケースもありますが、圧倒的に使いやすく、誰もが活用できています。

    在宅勤務がメインになると、オンライン上のコミュニケーション量がもの凄く多くなり、ビジネスチャットを導入検討される企業さんもいるかと思います。
    IT慣れしていない人だけでなく、質問が多くなる総務部や情報システム部門のことも考え、Chatworkを導入することをお勧めします。

    在宅勤務実施へのキーワード②「メンバーシップ型からジョブ型へ」

    昨今、働き方改革がキーワードになるとよく出てくる「ジョブ型」という働き方。欧米型の働き方とも言われます。
    日本の企業は、どちらかというと「メンバーシップ型」が多く、真面目に席に座っていることや、朝早く出勤していることが高く評価されるという話もあります。
    マーケティング部では、コミュニケーションは絶やさないものの、仕事においてはジョブ型に近い働き方です。
    各々がやるべき仕事を把握、理解し、期日を決めて行動に移しています。
    ただ、分からないことやアイデア出しはチャットを活用し、即座にコミュニケーションしています。
    マーケティング部が設立する前から、各々がこの考え方を持てていたことも、安心して在宅勤務に移行できた理由の一つです。
    参考 ジョブ型・メンバーシップ型出典:BizHint
    それでも見えた在宅勤務における悩み
    比較的スムーズに在宅勤務に移行できましたが、それでもいざ移行してみると悩みも出てきました。メンバーの声を一部ご紹介します。

    • 光熱費の負担が気になる。
    • 自宅のネットワーク環境が良くない。(そもそもネット引いていない)
    • ちょっとした雑談をする際にためらうこともある。
    • やっぱり椅子が大事(社内の椅子がちょっと恋しい)
    • 書斎がないのでリビングで仕事しているため、家族とお互いに気を使いながら仕事をしている。
    • 業務によってはマルチモニタが必要に感じる。

    悩みを見てみると、個人においてもこれからの働き方を考えた自宅選び、家具選びが必要になってくるのかなと考えさせられました。
    また、会社としてどこまで負担ができるのかも議論が必要になりそうです。

    あるマーケティング部員の在宅勤務スタイル

    ノートパソコンだけでは視線が下がってしまい、猫背になりがちです。そこを改善するためにノートパソコン用スタンドと外付けキーボードを活用しています。

    まとめ~在宅勤務移行で分かったこと~

    1. デバイスとツールの選定はかなり重要。
    2. 電話の壁は電話代行サービスとdialpadで超えられた。
    3. オフラインのコミュニケーションをオンラインにもってこよう。
    4. チャットの導入で悩んでいたら、迷わずChatworkを。
    5. コミュニケーションの質は落とさず、無駄を省こう。
    6. メンバーシップ型からジョブ型へ。自発的な組織により、行動管理に割く時間が減る。
    7. 工夫次第ではノートパソコンでもデスクトップのように使える。

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