テレワークの実施状況について(2020年)
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの企業が整っていない状況のなかでテレワーク(在宅ワーク)をスタートさせました。その結果実施者は倍増したものの、その後は微減した状況が続いています。非実施者の中にはエッセンシャルワーカーの方も含まれますが、オフィスワーカーで一度も実施していない方もおりました。
テレワークのネガティブ意見
コロナ禍のテレワークでは、ネガティブな意見も沢山ありました。「コミュニケーションがとりにくい」「家の環境が適していない」「集中できない」「誰が何をしているか分からない」等々・・・実際にコロナ禍のテレワーク環境について調査したJINS社のデータでも環境とリモートワークにおける集中力に大きな差があるという事が分かっています。
また、脳科学的にもテレワーク(特に在宅ワーク)は居心地の良い環境で仕事できる半面、ごく限られた風景や情報にしか触れないことで、脳に対する刺激が希薄化するとも言われています。
アフターワクチンのテレワークが本当のテレワークに?!
これらの情報をみると、テレワークはやはり一部の人以外は難しいと思ってしまいます。更にコロナ禍のテレワークということで、せっかく通勤時間が削減されても、どこにも出かけることができない。アクティブな趣味もできないと、メリットを感じにくくなっているのも事実です。そんな期間がずっと続いているので、ネガティブな要素が溜まる一方になっていると思います。今、ワクチンの接種が日本でも始まりました。効果について私はコメントできませんが、欧米の反応をみると期待はできそうです。ワクチン接種が進み、本当の意味でのwithコロナになった時、テレワークは第二章を迎えると思います。本来のテレワークは目的ではなく、手段。人にも組織にもポジティブなものであるはずです。テレワークでも成果を出せる人や、テレワークだから成果が出せる人、テレワークによってプライベートを充実できる人はテレワークを上手く取り入れ、環境面や性格面で出社が適した人は出社をベースとした「ハイブリットワーク」が標準化されるでしょう。そう言った意味でも、今現在はテレワークの実施率は伸び悩んでいますが、第二章に備えておくことをおすすめします。
テレワークは採用面においても可能性を広げます。今はまだネガティブ要素もありますが、それでも6割の就活生が興味を持っています。ハイブリットワークを整備し、人材確保にも繋げていきましょう。
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