オンライン商談虎の巻 “音声編”

今回の内容
企業における営業手法において、オンライン商談が当たり前になったコロナ禍。
オンライン商談の進め方、テクニック、ツール等、様々な相談をいただくようになりました。
今回はそんなオンライン商談おける音声面についてお伝えします。

画質より音声の方が優先度は高い。

オンライン商談ではほとんどの場合、ビデオ会議システムを利用すると思います。(ZoomやMicrosoftTeams等)
その際、画質と音声のどちらが大事かと言えば、音声になります。
それは、多くの人の基準が電話での音声をイメージしているからです。
離れた人とのコンタクトとして、これまではほとんどのケースが電話とメールでした。
電話はノイズが入りにくく、クリアにコミュニケーションがとれます。
そのため、オンライン商談になって声が籠ったり、ノイズが入ったりすると、ものすごく気になります。画質については、悪いよりいいことに越したことはないですが、資料を共有している時は、人の画質はあまり気になりません。(ネットワークが不安定になると、画面共有の画質が下がるので注意が必要です)
オンライン商談では、まず音声をアップデートすることをおススメしています。

私はこうしています。

オンライン商談を行うにあたり、私は以下のパターンで音声のアップデートを行っています。

在宅時
在宅の際は個室でそもそもノイズが入りにくいため、USB接続のコンデンサーマイクを使っています。
FIFINE USBマイク コンデンサーマイク 単一指向性 3.5mmイヤホン端子付き

ノイズが入りにくい環境なら、わざわざお金をかけなくても良いのでは?と思うかもしれないですが、コンデンサーマイクを使うことでより綺麗でクリアな音声になり、好印象を与えることができます。

出勤時
オフィスに出勤した際は必ずしも会議室が空いていると限らないため、
ノイズキャンセリングのヘッドセットを使っています。
Jabra EVOLVE 65

(当社でも市場でも売れているモデルになります)

話し手だけでなく、受け手の状況によって音声の届き具合は変わる。

話し手は問題なくプレゼンをしているつもりでも、受け手が必ずしもイヤホンで聞いているとは限りません。
会議室のスピーカーで複数人で聞いている場合や、パソコンの内蔵スピーカーで聞いている場合もあります。特にコロナ禍でマスクをしながら話す場合、より声が籠ったように聞こえてしまいます。また、ノイズや聞こえにくい場合、必ずしもお客様全てが聞き直してくれるとも限りません。言い出しにくく、終始聞こえにくい商談だったというケースが過去にもありました。

商談開始時に、音声へのフォローを入れましょう。

私の場合、極力商談が始まる時に「音声は問題なく聞こえておりますでしょうか、聞こえにくところがありましたら、遠慮なくご指摘下さい。と伝えてるようにしています。オンライン商談においても、心理的安全性を重要視しています。
ワンポイント
オンライン商談に慣れていないお客様もまだまだいらっしゃいます。
自分が慣れていたとしても、相手に合わせて商談を行っていきましょう。
先ずは音声からアップデートしていきましょう。