夏場の在宅ワーク電気代節約方法!

今回の内容
梅雨入りしたかと思えば、もう梅雨明けですね。史上最短のエリアもあったのことで6月ではありますが既に夏本番です!在宅時にもエアコンをつけないと厳しい季節になってきました。個人的には夏は好きなのですが、蒸し風呂状態で仕事をするのはとても辛いです。。
今回は電気代がいくらほど増えるのか、その節約方法について調べてみましたのでご紹介したいと思います。
どれくらいの電気代になるの?
電気代の計算は、以下の計算式になります。

使用した電気の量(kWh)×料金単価

各社料金プランは異なりますが1時間で使用した電気の値段(1kWh)は27~30円。
今回は計算しやすく1kW30円、1日8時間仕事をしたとして計算してみます。

【パソコンの消費電力】
・ノートパソコンで20~50w、8時間の使用で4.8円~12円。
・デスクトップパソコン50~120w、8時間の使用で12円~28.8円。

【エアコンの消費電力】
610w~630w、8時間の使用で146.4円~151.2円。

【照明の消費電力(8畳で計算)】
・蛍光灯は約80kwなので、8時間の使用で19.2円。

・LEDは約40kwなので、8時間の使用で9.6円。

細かい条件の違いはありますがテレワーク時のパソコン、エアコン、照明の電気代は合計すると1日172.8円~211.2円になることがわかります。フルタイムで22日働いたとすると月4,000円前後。

実際のテレワークでは、通勤がなくなったことや季節により使用家電も増えるため、電気代も月4,000円以上かかっていそうですね。
ここからわかることは「エアコン」の電気代が一番大きいということです。

エアコンの電気代を少しでも節約するには

【風量を自動運転にする!】

エアコンは設定を変更すれば、設定に合わせて電力を消費し動く家電です。頻繁に設定温度を変更するとそのたびに設定温度に合わせようと動いたり、弱風や強風の設定では、部屋が暖まるのが遅くなったりすぐに冷えたりして非効率になりがちです。エアコンの節電対策としては、設定温度になるまでは強風、それ以降は微風や弱風などへ自動で切り替えて運転する「自動運転」が節電・節約に効果的です。

【サーキュレーターの併用!】

エアコンから出て床のほうにたまる冷たい空気を部屋の上部へと送る必要があります。
まず、エアコンの風の向きは水平にします。そうすることにより、冷気がいきなり床にたまるのではなく、エアコンの高さから降りてくる形になります。サーキュレーターは天井のほうに向けてまわします。
これでエアコンから出た冷気が床のほうに降りてきて、その空気がサーキュレーターで天井のほうに送られ、またその空気が床のほうに降りてくるという空気の循環が生まれます。

なみに!
実はサーキュレーターの電気代を気にするよりエアコンと併用した方がお得のようです!サーキュレーターの消費電力は30W程ですので、1時間当たりの電気代は0.81円です。計算するとサーキュレーターの電気代より節約額のほうが大きくなります。

【ちょい外出はつけっぱなし!】

日中であれば30分程度、夜中であれば20分程度の間隔で消してつけるのであればつけっぱなしの方が電気代を節約することができるという結果となっています。
つまりは、ちょっとした外出の後に再度エアコンをつけるのであればつけっぱなしの方がお得で、長時間外出するのであれば消した方がお得といえるでしょう。

【その他!】

■月に1〜2回ほどエアコンのフィルターを掃除するのも効果的

■室外機の吹き出し口に物を置かない

■窓に断熱シートを貼り、遮光カーテンを設置するのも効果的

エアコン以外には・・・?
①照明をLEDに交換する
②日当たりの良いところに作業スペースを設置
③テレワークは1人にぴったりなワークスペースで行う
まとめ
実はコストがかさんでしまうテレワーク。とはいえ、真夏の暑い日にエアコンを使用しないなどの極端な方法は危険です。室温が25.0℃から27.5℃に変化することで作業効率は4.0%低下するとされています。それだけならまだしも体調不良を起こす原因にもなります。快適な環境を保ちながら、抑えられる部分はおさえていきたいですね。

本記事の内容を参考にすると一番ベストな節約方法は、
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・一人分のワークスペース
・ノートPC
・エアコン自動運転
・電気はLED
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となることがわかりました。
とはいえ、現実的ではない方かもいらっしゃるかと思います。できることからチャレンジするのがいいかもしれないですね。
私はまずはサーキュレーター購入の許可を家庭に取りたいと思います!