ローコストでできる健康経営。スタンディングの文化を作る。

今回の内容
本日(7/12)、818式編集員が見ていた新R25さんの記事に、座りすぎに関する内容がありました。その内容は、オーストラリアのシドニー大学の研究で、1時間座り続けていると平均余命が22分間短くなるという結果についてというもの。健康経営アドバイザー資格を持つ私からすると、かなり具体的な数字だなと思いました。逆に言えば定期的に立つ文化を作ることこそ、健康経営ではなかと思います。座りすぎだなと思った方、スタンディングの文化を作ってみてはいかがでしょうか。

この記事では、以下のように書かれています。

オーストラリアのシドニー大学の研究では、1時間座り続けていると平均余命が22分間短くなるという結果が出ました。だからこそ15分に1回は、立ち上がるべきです。休憩時間にスマホを使っている人は、たいてい座っているので、結果として何時間も座り続けることになります。長時間座っていると、脳や全身の血流が低下し、脳のパフォーマンスや集中力も下がります。休憩時間くらいは少しの距離でいいから歩くことが大切です。パソコン作業などで同じ姿勢をとり続けることは首や肩への負担も大きく、疲労が加速します。肩まわり、首まわりをほぐす、ストレッチ体操もよいでしょう。

私自身、昨年記事にした通りスタンディングデスクを自宅に導入し、リモートワーク時はほぼ食事の時間以外、ずっと立っています。凡そ7時間くらいでしょうか。疲れいのか?!とよく言われるのですが、慣れると座っているより腰や肩が楽になっていることに気が付きました。笑)とは言ってもコストやスペース等、全員がスタンディングデスクを導入するのは難しいですし、オフィスに導入するのもハードルは高いでしょう。そこで、ちょっとした会議や情報共有の場所にスタンディングの文化を入れてみてはいかがでしょうか。

立ち会議デスクやロッカーの活用がおススメ!

ちょっとした打ち合わせスペースのテーブルや、ロッカー、書棚を工夫するだけで、スタンディングの文化を作ることができます。私のように一日中立っているというのは極端なケースだと思いますが、15分~20分程度、立ち作業をするだけで、座りっぱなしよりは健康的です。コスト的にみても、継続的に契約する福利厚生サービスと比較すれば、一度テーブルを購入するだけですみますので結果的には安価だと思います。

ワンポイント
会議をスタンディングにすると、健康的だけではなく、会議の時間が短くなるという研究結果も出ています。立っているだけで、なるべく簡潔に纏めようという考えになるのかもしれないですね!