今回の内容
最近は無線やBluetooth接続などケーブルレスが増えていますが、業務上USB有線接続でなければいけない。長い距離が必要。そんな場合もあります。今回はエーディテクノ社がリリースした光ファイバーでできたUSBケーブルをご紹介します。
通常USBケーブルは5mまで
USBケーブルで伝送できる距離は規格で決まっています。その距離を超えて延長してしまうと信号が減衰して正しく動作しない可能性があるため注意が必要です。
USB規格による伝送距離
USB2.0|5mまで
USB3.2(Gen1)| 3mまで
5m以上の距離をUSBで接続する場合は以下の方法で対策していました。
- 延長ケーブルを使う
- USBアクティブリピーターケーブルを使う
- USBエクステンダーを使う
USB Type-Cケーブルもラインナップ
本製品は、ガラス光ファイバケーブルにてUSBデータを長距離転送するUSBタイプC-CアクティブUSBケーブルです。高性能なマルチモードVCSELレーザーとデータロスの少ないOM3規格光ファイバを採用することで、最長15mまでの長距離転送が可能です。
出所:エーディテクノ
最長15mまでの長距離転送が可能
USB 3.2 Gen2(USB 3.1)規格に対応し、最大10GbpsまでのUSBデータ転送が可能です。
Webカメラや医療機器、サーバルーム、工場機械、タッチパネルなどの場面や機材での利用を想定しているとのことです。
価格は3万円台と高価ですが、業務上困った経験がある方は参考にされてはいかがでしょうか。2022年6月15日(水)発売予定となります。