手軽に始める健康LIFE Vol,2

今回の内容
マーケティング部員かつ健康経営アドバイザーであるメンバー「K」による、手軽に始める健康経営シリーズ。今回はそのVol,2
手軽に始める健康LIFE Vol,1
このテーマで伝えたいこと
    皆さん健康的と言われると、何をイメージしますでしょうか。
    食事?運動?睡眠?禁煙?・・・どれも正解です。
    ですが、忙しい現代社会人においてどれも継続するのは大変です。
    私は自称健康オタクなのでどれも楽しく取り組めていますが、それは稀なほうです。
    なので私はストレスをかけてまで健康を意識するのではなく「これならできそう」を日常に加えることを推奨しています。
    そんな手軽に始められる「健康+α」をお伝えいたします。

今回は 万病を招く「血糖値スパイク」 を防ごうです。

血糖値スパイクとは?
    糖尿病患者やその予備群の増加が問題になっていますが、最近、健康診断で血糖値は「正常」とされる人の中にも異常があることが分かってきました。食後の短時間に急激に血糖値が上昇し、また正常値に戻るという、「血糖値スパイク」と呼ばれる症状です。
    血糖値スパイクの症状になると、糖尿病と同様に体内の重要な血管が傷つけられ、脳梗塞や心筋梗塞だけでなく、がんや認知症のリスクも高まります。健康診断では見つかりにくいため、結果に異常がなかったからと過信せず、日頃の体調や生活習慣などから自分の血糖値について意識することが重要とされています。

    カップ麺や菓子パン、うどん等、簡単な食事で済ませてしまう人が増えた日本において、血糖値スパイクの症状が出ている人は年々増えてきています。

ちなみに・・・
“うどん県”をアピールする香川県は、糖尿病による死亡者数が全国3位、患者数を示す受療率は同2位と“糖尿病ワースト県”としても知られています。
血糖値スパイクが引き起こす健康リスク

  1. 心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが上昇。
    血糖値スパイクの繰り返しで血管の壁がボロボロに傷つき、動脈硬化が進行することに・・・
  2. 放置することで糖尿病に移行・重症化。
    糖尿病予備群や糖尿病を発病してから間もない人に多く、放置すると糖尿病に移行したり、症状の重症化につながります。
  3. インスリンの過剰が認知症の一因に。
    インスリンの過剰がアルツハイマー型認知症の原因とされる「アミロイドβ」(脳の老廃物)の蓄積を促し、認知症を進行させる一因になります。
  4. がん細胞を増殖させ、発症の危険性も。
    インスリンには細胞を増殖させる働きがあるため、過剰になるとがん細胞を増殖させて、がんの発症につながる危険性が指摘されています。
  5. 血糖値の急変動で集中力が低下。
    血糖値の急上昇時には強い眠気が起こり、急降下時には強い空腹感、イライラ感、集中力・判断力の低下などを引き起こします。

私が実践している血糖値スパイクを防ぐためのセルフケア

ブラックコーヒーを飲む

コーヒーの健康効果とは?
    コーヒーには血糖値の上昇を抑えて、糖尿病を予防する効果があると様々な研究からエビデンスが出ています。
    2002年には、オランダからコーヒーと糖尿病に言及する研究が、世界で初めて報告されました。それはコーヒーを1日7杯以上飲む人は、1日2杯未満の人に比べて、2型糖尿病の発症リスクが半分以下になるという結果です。日本人とは単純比較はできませんし、1日7杯以上もコーヒーを飲むのは困難かと思いますが、コーヒーを飲むことによる血糖値スパイクへの効果はあると思います。

血糖値を下げる食品は他にもあるなかで、なぜコーヒーなのか。

それは単純にどこでも手に入るからです。
今ではスターバックス等のカフェのみならず、コンビニでも手軽にコーヒーを購入することができます。手軽に続けられるコンセプトに合っていることも、私がコーヒーを飲む理由の一つです。
注意
    コーヒーはコーヒーでも、缶コーヒーは危険です。糖質が多く、逆に血糖値を上昇させます。
    また、添加物も多く健康リスクも増加します。
参考 「缶コーヒーは悪魔の飲み物」と医者が言う理由DIAMOND online
ワンポイント
前提としてバランスのとれた食事が大切ですが、+αでセルフケアしていきましょう!