令和のオフィスコミュニケーションを考える

コミュニケーション

今回の内容
この818式でも何度かテーマとして取り上げている「コミュニケーション」実は数ある記事の中でも反響が多いんです。今回はコミュニケーションの中でもオフィスでのコミュニケーションについて考えてみました。

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近年、オフィスでのコミュニケーションに課題を感じる人が増えている

HR総研:「社内コミュニケーション」に関するアンケート調査 では、社内コミュニケーションの現状に課題を感じる企業は8割近くにもなっており、コロナ禍でのコミュニケーションの難しさを物語っています。

当社へご相談をいただいたお客様からは、以下のような話をいただきました。

在宅勤務と出社のハイブリッドワークになり、そもそものコミュニケーション量が減った

多様な価値観を認め合う考えに囚われすぎて、従業員通しの会話が減っている(ハラスメント意識が強すぎるのかも)

仕事を分業制にしたことで、横の繋がりが減った

以前は喫煙所での雑談や井戸端会議、飲み会やイベントでのコミュニケーションで距離感を縮めることができていたところも多かったかと思いますが、コロナ禍でそういった機会も減少しているかと思います。

特にコロナ禍に入社した新入社員の中には、人事の方以外とほぼほぼ会ったことがない。という方もいらっしゃいました。

意図的な仕掛けを作るしかない

コミュニケーションほど、現場任せが危ないものはないと考えています。経営の重要項目と捉え、会社が意図的に仕掛けることが必要だと思います。

具体的には、以前も紹介した立ち会議スペースを設置してコミュニケーションができる場を提供したり、役員が日常の現場に降りていき、気軽に話しかけるといったところです。

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また、IT大手サイボウズ社のようにコミュニケーションを見える化することも大事だと思います。

雑談の時間を認め合う

オフィスで雑談というと、まだ「サボっている」という認識を持たれる方も多いかと思いますが、コミュニケーションも仕事の一つとして、雑談の時間を認め合うことを企業のカルチャーとして発信することも良いと思います。

サイボウズ社では、ザツダンとして以下のように明記されていました

時間をかけて作り上げていきましょう

コミュニケーションについては、定量的に計りにくいものですので、ある程度の時間をかけて作っていきましょう。当社でも以下のようなフリーアドレススペースがありますが、まだまだ理想的な運用には至っておりません。これから時間をかけてコミュニケーションスペースとして広げていくことを目標にしています。