今回の内容
話題になったことがある、針が必要ないホッチキス「ハリナックス」。「ハリナックス」の使い心地と合わせて、得られるメリット・デメリットを検証してみた。
背景
- 社内で一部の社員は使っていたが、自分では使ったことがなかったので、実際触ってみた時の使い心地を確かめてみたかった。
- 針がないホッチキスを使えば、消耗品が減ることで、物品的なコストメリットもあり、消耗品購入の手間が省ける人的なコストメリットがありそうだったから。
- ゴミも減るので環境にやさしいのではないか?と感じたから。
やってみてどうなった?
■使い心地について
- 持った感じ:ホッチキスと比べて大きく、少し重たい。
- 留めた感じ:力加減は通常のホッチキスとほぼ同じ。本当に留まっているか少しドキドキする。
- ホールド感:針がなくてもしっかりと留まっている。
綴じられる枚数を比較すると、ハリナックスは約10枚。
ホッチキスは種類によるが、安価なものだと約20枚と差がある。
綴じるために必要になるスペースが、ハリナックスは2cm四方程度必要。
ホッチキスは1cm四方程度あれば良い。
■コスト比較
ハリナックス :約1,000円
ホッチキス :約 500円(※1)
ホッチキスの針:約 0.05円(※2)
コストが同額になる為に必要な使用回数:0.05円 x 10,000回 = 500円
10,000回以上使えば、ハリナックスの方がお得!
※1:種類によって様々なため、大体の参考価格です。
※2:針1本あたりの大体の価格。
今回わかったこと
- ハリナックスは使いやすいが万能ではない。場面によって使い分ける必要があるため、ホッチキスと併用が理想的。
- コスト面では、1万回ハリナックスを使えばホッチキスよりコストメリットが出る。
- 消耗品を発注する手間も省ける。