Microsoft障害発生。プランBでビジネスを止めない

今回の内容
先日Microsoftで世界的な障害が出たことにより、多くの人がビジネスシーンで困ったはずです。皆さんはどのように対応されましたか?今回はハイパー|マーケティング部も行っていた、プランBによる冗長化を紹介します。
引用:Twitter

今回の障害で影響を受けたサービス

ビジネスチャット【ツール別利用率ランキング 従業員数1,000名以上の会社の場合】

一つのプラットフォームに依存するリスク

今回の障害で分かったことは、一つのプラットフォームに依存しているとドミノ式にビジネスが止まってしまうということです。実際にハイパー|マーケティング部がコミュニケーションツールで冗長化している部分を紹介します。

コミュニケーションツール

当社もMicrosoft365をメインに構築していますので、今回の障害によりTeamsが使用不可になったりOutlookが受信できなかったりしました。しかし、それ以外にビジネスチャットはChatwork、ビデオ会議はZoomを導入していたので迷わずコミュニケーションを継続することができました。

総務部・人事部向け|ビジネスチャット“Chatwork”活用のすゝめ! ChatworkとZoomが連携!早速試してみた。

Chatworkをおススメする理由としては、使い勝手が簡単なので、新たに導入するにあたり構築や浸透にそこまでパワーを使わないことです。またビデオ会議システムのZoomとも連携します。無料プランとも連携できるので、シームレスにコミュニケーションが行えます。

社外の人ともセキュアに1対1で繋がる事ができるので、先方が使っている or 無料版を登録してくれるのであれば、ビジネスを止めずに行うこともできます。

シャドーIT(野良SaaS)が増える可能性も

今回の障害時に会社から特にアナウンスがなかったので、自己判断で無料ツールをダウンロードして凌いだ。という話もありました。このような障害時にシャドーITは増えやすく、障害が復旧しても便利だったという理由から使い続けてしまう方もいます。管理部門は注意しておきたいですね。

KDDIの通信障害もそうですが、またいつ何が起こるかは予想することができません。

この機会にツールの冗長化について考えてみてはいかがでしょうか。