

ITAD(IT Asset Disposition)とは
ITADとはIT Asset Dispositionの略で、IT資産を適切に処理することです。IT資産を適切に処理することは、企業の情報漏えいなどのセキュリティリスク低減とSDGsが提唱する「持続可能な開発目標」の貢献が可能です。
IT資産とは
IT資産とはノートパソコン・デスクトップPC・タブレット・スマートフォン・サーバー・HDD・SSDなど企業が使用するIT機器のハードウェアおよびソフトウェアが対象となります。

IT資産の適切な処理とは

これまでIT資産の廃棄は物理破壊または磁気消去にて、データ消去後に廃棄することが一般的でした。ITADでは物理破壊においても、リサイクルを考慮した廃棄が可能です。ソフトウェア消去とデータ消去証明書により、IT資産のリユース(再使用)を実現することも特徴です。
TRUST DELETE ITADの特徴

- 上書き消去方式による信頼あるデータ消去
- 復元ツールを使用しても復元が困難な状態
- データを適切に消去したことを第三者機関が証明
ソフトウェア消去では、NIST 米国国立標準技術研究所 SP800-88 Rev.1に準拠した上書き消去方式を採用しています。パソコンのOS及びリカバリー領域を含む、ドライブ上の全データが消去することができます。ソフトウェア消去を実施した場合、IT資産を再利用可能な状態で残せるため、リユースできることが最大の特徴です。

- データ消去の専門業者による作業
- IT資産毎に適切なデータ消去
- データ消去の作業結果を証明
物理破壊は物理的な方法による破壊、磁気消去では強力な強磁界にてデータ消去を実施します。物理破壊および磁気消去後のIT資産は再利用できませんが、リサイクル可能な部品はリサイクルされます。
データ消去証明書と第三者証明サービス


ADEC「データ適正消去実行証明協議会」とは
- 一般社団法人ソフトウェア協会が設立(略称 SAJ)
- データの適正消去が実行されたことを証明する第三者機関
ADEC「消去技術認証」と「消去プロセス認証」に対応※
- 適正な消去技術に基づいた消去ソフトウェア
- 評価基準に基づく消去サービス事業者を対象としたデータ消去プロセス
※データ消去対象およびデータ消去方法により、発行されるデータ消去証明書の種類が異なります。
「データ適正消去実行証明書」を発行できる
- データの適正消去が実行されたことを第三者機関が証明
- いつ・どのストレージ・どのディスク・どう消去されたのかを証明
TRUST DELETE ITADでは、データ消去証明書を発行することが可能です。第三者機関ADEC(データ適正消去実行証明協議会)の認証を取得しており、信頼ある消去方式でデータ消去を実現することが可能です。ソフトウェア消去の実施後は第三者機関ADECから発行されるデータ適正消去証明書を取得することができます。お客様が抱える「本当にデータ消去が適切に実施されたのか?」という課題を解決することができます。
サービス提供方法


オンサイト消去
作業員がお客様の指定の場所に訪問してデータ消去を実行し、データ消去証明書を発行するサービスです。
オフサイト消去
トラックで弊社指定工場にIT資産を回収、またはお客様自身でご郵送後、安全な場所でデータ消去を実行し、データ消去証明書を発行するサービスです。
IT資産の適切な処理が企業のSDGs発信にも繋がります
